だから何?

人はなぜ生きるのか。こんなのは中学生までで卒業しなきゃいけないテーマなのかも知れないが、この問いを諦めて忘れた時こそ、何だか自分の人生が終わる気がしてならない。

相変わらず人生は意味不明だ。お金を稼ぐだの、愛し愛されるだの、楽しむだの苦しむだの、それらは表層に過ぎない。いつでもこう言える。「だから何?」

だから結局何なのだろう。目的にも目的がある。それをマトリョーシカ人形の様に繰り返し中身を確認しても、結局そこにはまた同じ人形がいて、こう言う。「だから何?」

私は結局いつもここに辿り着く。人生を本気で生きている気がしない。むしろ何故そんなにまで本気になれるのだろう。ある程度自分を騙さないと、無理だろう。