大人という赤ちゃん

大人とは「躾が完了した赤ちゃん」のことだと思います。あくまでも、実体は「赤ちゃん」なのです。大人も含め、あらゆる人間は赤ちゃんだと思います。元々赤ちゃんは、ネガティブなインプットに対しては「泣く」というアウトプットしか持っていません。本当は大人だって同じだと思います。でも泣くだけじゃどうにもならないので、様々に形を変えてアウトプットするわけです。

誰かと言い争ったとして、どうにも太刀打ちできなければ、大人だって泣いたりするでしょう。それはあらゆる手段を塞がれて、原初的なアウトプットしか方法がないからそうなるんだと思います。泣いてスッキリするのもそのせいです。アウトプットできたからです。

私たちは、つい大人というものを過信してしまいます。でも本当は、所詮は誰もが赤ちゃんだと思います。その躾の度合いに違いがあるだけです。その意味では、何かを学ぶということも「しつけ」の一環と言えると思います。